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美意識というわたしの軸

私の制作の軸である「美意識」というものについて少し書き残したいと思います。


私の美意識とは、一言で言うと、潜在意識に訴えてくる美しさ、なのかなと。

”美しいという感覚”は人それぞれに違いますが、同じ美意識を持った人が私の作品に共感してくれるのだと思っています。

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写真:今年のラストイベント12月の京都一茶亭様での展示のために、しばらく25号の作品に着手していてます。


連続する円や、線の美しさを楽しみながら、面を構成していきます。














家の中に居たって、

空間の柔らかい光と影や、窓から見える自然の美しさ


自分で集めたブロカントの棚や椅子、ドライフラワーに

アンティークの仲間たち。


どれもその経年の美しさにハッとさせられる。

いつ見ても、ハッとするわけです。


そして、どれも近所の蕎麦屋の大将には”ゴミ”と言われますが、笑、

それぞれの美意識があるので否定もしません。


美意識やセンスについて、わたしが通ったマサモードアカデミーでは

初めの頃に、マサアカシ先生からこんな話があったことを忘れません。


「まず、買ってきたものに値札のシールなんかが付いている、

それをそのまま使うというのは、美しいことでは無いよ」と

そういった美意識から、センスが生まれるのだよ、とマサ先生はおっしゃいました。


線の美しさ、黒の美しさ、重なる色の美しさ、余白の美しさ。

その美しさを見抜くセンスのためには、ついている値札シールなどはもちろん、見るもの全てが私という物体を通っていくものですから、私の周りを整えることが大切で、私を取り囲む環境にも気をつけています。


買えなくても、できるだけ、本物に触れるようにし、触れられなくても、本で眺めたりして本質を掴みたいと頭を使ってみたりします。


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あ、ここ美しいな、綺麗だな、消したくないな、と思いそのまま残していたり、自分の美意識に則って作品を制作しています。


とはいえ、絵を描いている周辺はワチャワチャになってますが、ね。笑


いましばらく、こんなわたくしの美意識を平面という形で表現していきたいと思いますので、どうぞお付き合いをよろしくお願いいたします。




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