ゼロのはなしとモデルさんを囲んでみんなで描きました。
- mariko sagami

- 2023年12月29日
- 読了時間: 2分
12月17日、大阪、江之子島文化芸術センターにて開催のクロッキー会が無事に終了いたしました。
ワークショップでも講座でもなく、モデルさんを囲んで絵を描こうという人の集まりでしたので、「好きなように」「自由に」描いてください、とお伝えしただけでクロッキー会は始まりました。
何も聞かないまま手を動かしてみると、自分の中の「ゼロ」に出会える気がしています。そのあと「なにが出来ないか」がみえてきて、知りたいことが明確になるのではないかなと、わたしは思っています。
何かを言ってしまって、そこにとらわれてしまわないように。
まず「ゼロ」に出会って、ここはどうしたら良いかな?と自分に、周りに、問うてみる。
それが学びなのか、遠回りなのか、負け惜しみなのかはわかりませんが、笑。

20ポーズほど描いてクロッキー会は終了しました。そのあとの歓談の時間に、それぞれの今日一番だ、という絵をみんなで広げてあーだこーだとお話できました。

始めは、「何も描けず泣きそうになった」「手が震えた」いろんな方のお話を伺いましたが、みんな最後は「自分の作品」をたくさん手にしていました。それこそ誰のものでもない、それぞれの個性あふれる作品たちでした。
いつも「ゼロ」に出会いたいな、と考えていて、そしてそんな自分にいつでも驚いていたいなぁ、と。「やや! これは! 」と。
それが、「好奇心」というものなのかな、とうっすらと気づき始めてはいます。





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